00:00
05:17
夢を見た 君と恋をする夢を
塩辛い風が吹く場所で手を繋いでさ
砂浜に足がのまれすぎて
まるで二人は
駆け落ちして親から逃げてるようだ
暑苦しい僕と
♪
「楽しいね」って汗を拭う君は蜃気楼か
青春が夏風にのって
君を連れてきたんだろうな
カレーライスの匂いなんかで
誰かを愛おしく思う夏に
恋をしたくなるんだろうな
きっと花火とか金魚のせいだ
嗚呼 今日も夢を見る
夏期講習の憂鬱さとは裏腹に
君がスイミングスクールの日
たまに会える嬉しさがある
電車の中腰を丸めて文庫本を
読む姿が本当神秘的で
つり革にぶら下がりたい気分さ
なびかせる髪は
きっとこのやらかい海と似合うだろうな
夏風が青春と一緒に
君を連れて来たんだろうか
ノースリーブにポニーテールは
僕の口先がとんがってしまう
生ぬるい味の空気が
より心臓を早く走らせて
嗚呼 これは恋さ
♪
扇風機の音が
♪
どうもわからないけれど僕をせかす
♪
熱すぎるコンクリートには
何度'好き'と書いても蒸発して
図書館でほら小さな声で
話したりもしたいんだよな
青春が夏風にのって
君を連れてきたんだろうな
カレーライスの匂いなんかで
誰かを愛おしく思う夏に
恋をしたくなるんだろうな
きっと花火とか金魚のせいだ
嗚呼 今日も夢を見る
嗚呼 これは恋さ